2018年12月25日火曜日

ブログ「飴玉の街」2018年回顧録 1年を記事で振り返ってみよう








先日アップした「UNFADED」のライヴレポで、ほぼ燃え尽きてボロ雑巾のようになった僕である。

もう今年書かないと思いながら、ネタバレの件をどうしても言葉にしときたくて書いたし、思いついたことのメモを残したりしてて、多かれ少なかれ結局書かない日がない。

ブログを2年半以上やってきて、まだこんなに書くことあるのか、と自分で驚くばかりだ。

2018年という年、本当に多くの方に読んでいただいた。先日とうとう1日としては最高のPV数になったほど。本当にありがとうございます。

売れてるブログに比べれば微々たるものだが、こんなポンコツの人間のブログが、色々な人に読まれていると思うと、もはや他人事のように「凄いなぁ」と思ってしまう。

ということで、少し2018年を記事で振り返っておきたいと思う。少し前にポルノグラフィティの2018年を振り返るという記事を書いたが、そこからあまりに色々なことがありすぎて、時期早々だったと反省した。


ということで、おそらく今年最後の更新になると思うのでよろしくお願いします。
と、書きつつ本当にそうなるかは、まだ分からない。


個人的に好きな記事とか反響の大きかった記事を紹介していければと思う。もちろんポルノに限らず、全部が対象。もちろん割合はポルノ多めになりますが。






1月



Mr.Children""LOVE 歌詞解釈~あなたは"LOVE"をなんと訳しますか?



ミスチルの"LOVE"という曲の歌詞についての記事。最後はいつもの妄想なから、個人的には今でもすごく気に入っている内容だ。

昔の曲なので、ミスチルファンを除けばどれほどの人が知っているかわからないが、そのメッセージは今でも変わらないと思う。記事を置いておいてまず、是非多くの方に聴いていただきたい曲である。



【ライヴマナー】ライヴ中よく分からないタイミングで叫ぶ人のことを例えると……


冗談じゃなく、1人の行いでライヴの空気がぶち壊しになることがある。
特に自分のことしか考えてないような人の行いは、どうしても受け付けない。


"カメレオン・レンズ"の歌詞の意味を徹底解剖 新藤晴一文学の集大成


1月といえば、これに尽きる。

今でも覚えているが、興奮のあまり書き過ぎて「今年これ以上の文字数の記事書けない」と思った記憶がある。そして、それは呆気なく杞憂終わることになる。



2月




【レポ】ハルカトミユキ 溜息の断面図 TOUR 2017-2018 種を蒔く~花編〜final @恵比寿LIQUIDROOM


種と花。そのテーマで行われたツアー。そのテーマは自分の中でポルノにも受け継がれる。人と人が関わったとき、そこに必ず何かの種を残していく。
その種は、とうとう年末まで僕の中に大切に育っていく。


歌詞提供にみる"作詞家"新藤晴一はいしわたり淳治になれるのか


新藤晴一の作詞家としての活動、それはポルノに留まらない。この人の言葉のセンス、それは絶対的に自分にないもので、だからこそこんなにも惹かれてしまう。それは嫉妬なのかもしれない。


見返すと2月は4つしか記事更新してなかったんだなぁ。
確かポルノも書く事書いたのでペース落とすか、とか考えていた時期だった。



3月




【ライヴレポ】15thライヴサーキット “BUTTERFLY EFFECT” @NHKホール Day.2 前編
【ライヴレポ】15thライヴサーキット “BUTTERFLY EFFECT” @NHKホール Day.2 後編


「BUTTERFLY EFFECT」ってもうかなり前のツアーみたいな感覚だけど、今年の初めなんだよなぁ。この時は八王子公演への期待が膨らむばかりだけど、まさかあんなことになるとは。


【関ジャム】いしわたり淳治がやらないなら俺がやる ポルノグラフィティ失恋ソング特集


日頃地上波のテレビ、ましてやバラエティなんて、もうほとんど見ないけれど「関ジャム」だけは、毎週余すところなく楽しみにしている。
ゲストで演奏していることはあるが、20周年に向けて、関ジャムスタッフ様、是非特集を。ゲストはいしわたり淳治、本間昭光、NAOTOでお願いします。




4月



ポルノグラフィティ「ルーズ」歌詞解釈 ~飴細工の夜に


"ルーズ"、もうどうしようもなく好きなんですよね。今でもまだ歌詞は掴めていなくて、この時点の自分として書いたが、またいつか書いたならまた違う響き方をするだろう。

そうやって一緒に年を取っていく曲が、大好きなのだ。



水曜どうでしょう「初めてのアフリカ」は本当につまらないのか(と新作の展望)


「水曜どうでしょう」がとても好きで、全ての企画を5回以上見ているが、アフリカはどうしても見返す気力が起きない。
でも、それならそれで感じることもあって、今だに不思議な感覚になる。



5月




「音楽に政治を持ち込むな」~ミュージシャンは主張をするべきか


定期的に考えてしまうテーマだけど、なかなかまとまらない。
おそらく一生自分でも考えていくテーマなのかもしれない。



"愛が呼ぶほうへ"の歌詞の意味をストーカーという奴を俺は許さない


前のタイトル忘れてしまったが、特に音楽好きでない友人の心ない一言に憤ってタイトルを変えた記憶がある。
やっぱり大きな曲で、今読んでも全然掴みきれていない感覚だ。なので、またしばらくしたらあらためて考えていきたい。






6月




Mr.Childrenの一生聴き続けられる名曲10はこれだ!


ロッキンの記事に全力で乗っかった記事。
好きなアーティストの曲を10曲に搾るって、難しいよね。


近田春夫「高橋優の過剰なポジティブさで追い込まれる人を心配してみた」に反論してみた


僕だって、心ないような言葉を書いてしまうことがある。しかし、それでも一応なりともプロのミュージシャンが公の媒体でこんな言葉を出していることに、本当に怒りが湧いた。高橋優ファンの方からとても反響いただいて有り難かったです。


今までの人生でポルノグラフィティに費やした金額を算出してみたら血の気が引いた


大変だったわりに、あまり実りのない記事となったが、こういうことを考える機会はないので、あらためてやった意義はあったと思いたい。
ギターのお金をざっと算出して足してみると、本当に血の気が引く。


【番外編】

僕らが迎えた”THE DAY”の話
ポルノグラフィティ15thライヴサーキット“BUTTERFLY EFFECT"八王子公演



音楽文に投稿したこの文章が、まさかの月間賞に入賞した。
とても驚くとともに、自分の中で自信になった。











7月




アナザーストーリーズ「We Are The World 奇跡の10時間」にボロボロに泣かされた


どこまで伝わるか分からないけど、それよりもとにかく感じたことを言葉にしたい。
PV数とか度外視してでも、書いておきたいこと、そのひとつ。今年見たものの中で、最も意義があった1時間だったと思う。それが少しでも多くの人に届けば、世界から争いがもう少し減ることだろう。



【産業ロックとは】正直、最近ポルノグラフィティファンだと言うことが恥ずかしくなくなった


この記事が今年、明確に「なんかスゲーたくさん人に届いてる」と思った最初だった。
「ポルノグラフィティって凄いだろ」今なら、胸を張って言える。



ジェームズ・ガン監督をディズニーが解雇 ズートピアのメッセージは絵空事だったのか


これも、本当に怒りしかなかった。
ディズニーが伝えてきたメッセージはなんだったのか、そして「ズートピア」に感動した僕は間違いだったのか。今でもそれは消えない怒りである。


やっぱり人が読んで楽しい記事の方が良いとは自分で思っていても、それでも楽しいばかりでない世の中だから、それも含めて受け止めなければならない。




8月




ファンじゃない人にも聴いて欲しいポルノグラフィティ2番の歌詞



音楽番組を見る度にどうしても思ってしまうこと。それはいつも変わらない。
フルで味わってこそ、その曲の全てが味わえる、それが如何に蜜の味なのか多くの人に知って欲しい。



「バーフバリ 伝説誕生」「バーフバリ 王の凱旋」完全ネタバレ感想・より楽しむためのトリビア


これを劇場で観なかったことが、後悔でしかない。誰か殴ってでも教えてくれれば良かったのに。
一応なりとも音楽メインなのであまり映画の話題は触れられないが、個人的に映画は好きなので、なるべく書いていきたい気持ちは強い。



「ポルノグラフィティの魅力は?」と関ジャムスタッフに聞かれたら何て答えよう


完全にネタ記事。だけど、中身はちゃんと書いてる。
あれだけ書いたら読む人いないだろうと思っていたら、全部ちゃんと読んでいただいた方が意外といて、ポルノファンやっぱ凄いと思わされた。




9月





【ライヴレポ】しまなみロマンスポルノ'18~Deep Breath~ネタバレ&セットリスト
SONGS ポルノグラフィティ×密着・20年目のふるさとライブがダメ、本当にダメ


9月の最大のトピックは間違いなく「しまなみロマンスポルノ」だろう。ありとあらゆることが起こり、どれだけ泣かされただろう。
NHK「SONGS」の記事については、自分で読み返しても泣いてしまう記事のひとつ。そして、これほど長くてもしっかり届くんだと、思わせてくれた記事。



【No】英語禁止でポルノグラフィティを紹介する【English】


公開してからめちゃくちゃ反響いただいて、Twitterでこれだけ通知がずっと鳴ってたのも初めてだ。
何気なく思いついて書いた悪ふざけでしかない記事をこれほど届いたということが、また面白いなぁと思った。



9月に入った辺りから、より文章が長くなっている。
長文でもしっかり読んでいただけることが嬉しくどんどん調子に乗って書いているなと自分でも思うが、今でもそれくらい書かないと受け取ったものの大きさが書けないようになってしまった。とても要約なんてできない想いたち。

ちなみに、最近何かと自分を「ポンコツ」と書いているのは、しまなみロマンスポルノの際に色々やらかして友人から「ポンコツ」と呼ばれたためです。



10月




Zombies are standing outの歌詞の意味を徹底的に深読みする《前編》或いは《本編》



"Zombies are standing out"への興奮が止まない。
あまりに唐突に、こんな曲が発表されたのだから、変なアドレナリンが出っぱなしだった。

おかげで、どれだけ書くんだというくらい1曲に対して書いた。



The Yellow Monkey「天道虫」の歌詞の意味を考察する〜幸運の女神が微笑むのは


この短い期間におじさんたちが、次々強烈な曲を突然発表してくれたせいで、この辺の時期は精神状態がおかしかった。
先日アルバムとツアーも決まり、今年はあまり動きがなかったこっちのオジサンたちからも目が離せない。




ハルカトミユキ"17才" の歌詞を読みとく アニメ「色づく世界の明日から」主題歌


ハルカトミユキの音楽がどれだけの人に届くのかわからない。
でも僕は間違いなく、この音楽が必要な人が世の中にはもっといるはずだと思っている。だからこそ、僕はこうしてその音楽がより多くの人に届けばと願って書いている。




しまなみロマンスポルノ'18 -THE LIVE VIEWING-感想(ネタバレ有)



あれだけ書いて泣いた「しまなみロマンスポルノ」。それが、まだ泣かせてくる。
これも、思い返すだけで泣けてしまう大切な記事のひとつ。




岡野昭仁の歌詞間違えが生み出したミラクルな歌詞



決してバカにするために書くのではない、という想いがちゃんと伝わるか怖くて、書けてなかったテーマ。
結果的に、ちゃんと伝えたかった通りに多くの人に届いてくれて、本当に嬉しかった。




11月




ポルノグラフィティ16thツアー「UNFADED」がいかに恐ろしいのか語らせてもらう


ツアーのコンセプトが発表され、「恐れ」しかなかった。
そんなツアー、今まさに動いている。出来たら多くの人に見て欲しい。



バズリズム LIVE 2018 見てないけど妄想でポルノグラフィティのライヴレポ書く


自分で書いておいてなんだが、読んでこの人は本当に頭がおかしいのではないかと思った。
それほど観たかったという想いが強かったのだ。



高橋優が歌ってきたリアルタイムの時代といつかくる未来



「時代と音楽」というのは、僕の中で考え続けるテーマのひとつで、それをしっかり歌い続けているのが高橋優なのだ。



明日ポルノグラフィティが解散しても幸せといえますか


度々書いてきているが、僕は3人のポルノグラフィティを見ることができなかった。
その頃にはとっくにファンだったのに。なんでこんなに言われているけど、人は失うまで大切な今に気付けないのだろう。



フラワーの歌詞について本気出して考えてみた~映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」主題歌


今年こんなに根を詰めて書く事は最後だなと思っていた。それくらい「燃え尽きる」つもりで書いた。
それはこの曲を生半可な気持ちで受け取ってはいけないという想いからだ。あまりに気持ちを込めすぎて読むと疲れるような記事ではあるが、それでも大切な記事だ。




12月



音楽コラム「音楽はなぜ「希望」なのか」31才児が考えた答えはこちら

Mr.Childrenの"Your Song"はなぜ希望の歌なのか


12月に入って「音楽はなぜ希望なのか」という、たまたま見たコラムのタイトルについて自問自答を繰り返すようになった。
その答えは1つではなくて、あちらこちらに落ちている。そしてどれもが大切な希望なのだ。


【ライヴレポ】UNFADED静岡エコパアリーナ Day.1 完全ネタバレ感想 前編
【ライヴレポ】UNFADED静岡エコパアリーナ Day.1 完全ネタバレ感想 後編
「UNFADED」ツアーとは何だったのか 完全ネタバレで徹底的に考察する


ツアー始まったばかりなので、まだ大っぴらには語れない。
けれど、2018年という年にこれを見れたことが、あまりに大きくて、思わずこれほど書いてしまった。

「しまなみロマンスポルノ」はその起きた出来事があまりに感動的なので、僕の文章どうこう関係なく泣ける。

だけど、これに関しては自分で出てきた言葉たち、そして浮かんだものや予期せず繋がってしまったものに、書いてて泣いてしまった。すごく情けないんだけど、それほど自分の中で色々なものが込み上げてしまったのかもしれない。

ツアーに行った方は、是非読んで欲しい。それくらい自分にとって書けて良かった記事だ。



ということで記事を抜粋して、1年を振り返ってみた。
思い返しても明らかに9月のしまなみロマンスポルノ以降で、記事を書く事への意気込みが変わっている。

そして自分の文体がようやく落ち着き始めたのもこの辺りだ。

来年はどうなるか自分でも分からない。
なぜなら僕は"カメレオン・レンズ"でもうこれ以上の熱意で書けないとさえ思っていたのだから。


あらためて、1年間色々とお世話になりました。
ブログをやってて良かったと思えた瞬間がこんなにやってくるなんて、始めた当初は思いもしてなかったです。そう思えたのは、月並みですが読んでいただいてる方がいたからです。

これからもポンコツなりに受け止めたことを書いていくので、何卒よろしくお願いいたします。




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2 件のコメント:

  1. 改めて、来年もよろしくお願いします。

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    1. こちらこそ、よろしくお願いします。
      ありがとうございました!

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