2018年5月10日木曜日

「渦」歌詞解釈~合わせた指先が繋ぎ止めてしまったもの





シングルレビューを書いた際に宣言した"渦"の歌詞解釈を書きたいと思う。

歌詞としては、なかなか抽象的な部分やメタファが多いので、あくまでも個人的な解釈の1つと思っていただけると幸いです。

長くなるのであらかじめご了承ください。



ガラクタ




最初のライン、

凍えたよ 空の下
裸のまま追い出して


白昼、本当に裸で放り出されたとしたら犯罪になってしまう。裸とはつまり何も纏わない姿、つまりはあなたへの想いをさらけ出した僕の姿ではないだろうか。

「追い出して」という表現からも僕にとっては望まざる結果であることが分かる。あなたへの純粋な気持ちをぶつけたが、あなたは僕を受け入れてくれなかった。

僕にその純粋さが宿っていたのはここまでである。
僕に残ったものは、もう何もない。

聞いててよ 頭ん中
軋んだガラクタの音


この辺りから既に難解で、以前歌詞解釈をやろうとした際に挫折したポイントでもある。

しかし時間が経ち、ある曲を聴いたことで少し氷解した。

ガラクタばかり My Head My heart My love


そう"MICROWAVE"である。

真夜中にただ低く唸るだけ、頭の中には冷えきったガラクタばかり。15年後の曲を引き合いに出すのもどうかと思うが、あまりに共鳴する部分が多いではないか。

"MICROWAVE"において冷蔵庫と冷凍庫にたとえた僕が望むのは"熱"。冷えきった記憶たちをせめて温め直して欲しいという願い。




スカイハイ



待っててよ 暮れるまで
ひとりきりにしないで
洗ってよ からだじゅう
息止めとくからさぁ


「洗ってよ」というのも「裸」と同じく僕の内面を指していると考えてみよう。汚れてしまった心を洗って清めて欲しいと願う。

「待っててよ 暮れるまで」というフレーズが印象的であるが、何故、何を暮れるまで待つのかという疑問にも繋がる。

ここであらためて、"渦"はドラマ「スカイハイ」のオープニングテーマであったことを思い出したい。



新藤晴一という人はタイアップであっても、そのモチーフをそのまま出すようなタイプの作詞家ではない。そこで書かれるのは作品の本質的なテーマだ。

それはこの前のシングル"Mugen"でも明らかだろう。ワールドカップのテーマソングでありながら、サッカーに関するワードは使われていない。

そのために、タイアップ作品のテーマを見なければならない。

スカイハイのあらすじを引用しよう。

非業の死を遂げた死者たちが、怨みの門番の導きによって自らの死の真相を解き明かしていく異色のミステリーホラー。不合理な理由で死にいたった者たちがたどり着く場所、怨みの門。その門番・イズコ(釈由美子)は、そんな死者たちに3つのうちのいずれかの選択を迫まる。現世の人間を一人呪い殺す、永遠に現世をさまよう、天国で再生を待つ…。


補足して書くと、事故や殺人などで命を落とした者が自らの死の真相と向き合い、

1.すべてを受け入れて天国へ行き、生まれ変わりを待つ。
2.現世をさまよい続ける。
3.許せない相手を一人だけ呪い殺すことができる。ただし、その後は地獄へ行き、永遠に苦しみ続ける。

の内のいずれかを選択するというオムニバス形式の物語だ。

たとえば1話の主人公は親友に殺され夫を奪われてしまう。自分の居なくなった世界、そこで幸せそうに暮らす夫と親友、最後に主人公が選ぶのは復讐であった。

これを踏まえて"渦"の歌詞を見てみると、僕のあなたへの想いは、決して叶わない。しかし、あなたへの想いは募ってゆくばかりであった。憎むほどに。

それでも僕が欲しかったもの、それは「赦し」なのではないだろうか。その「赦し」こそが「スカイハイ」のテーマであるのだ。









赦し



話してよ 深い底
エンディングは眠りで
触っててよ その下を
後ろから裏側から


僕はあなたへ多くを望む「待っててよ」「洗ってよ」「話してよ」「触っててよ」。

こうして見てみると「触っててよ」というフレーズが目につく、これは決して「触ってよ」ではない。音数や歌詞の流れからいっても「触ってよ」の方がハマりそうなものだが、あえて「触っててよ」にしているということは、そこには作詞家としての強い意図があるからだ。

その触れているものはなんだろうか。それは「合わせた指先」に繋がるのではないだろうか。

合わせた指先から かすか僕に届く甘い鼓動
塞いだ唇から 不意にこぼれ落ちる甘い吐息

合わせた指先は何を指しているだろうか。僕とあなたの指が合わさったのか、それとも。


考えているうちに、ある曲のフレーズが思い浮かんだ。それは。

冷えた指先を温めようと
自分の両手を合わせてみても
僕の悲しみが行き交うだけで
それは祈りの姿に似ていた


本当はあなたは僕に触れていない、いや"触れられない"のではないか。

それでも「触っててよ」と願うのは、それが"祈り"だからなのだ。あなたの両手の指先が触れている間だけは、あなたは僕を想っていてくれるから。

「触っててよ」に続く「その下を」というフレーズ。これはずっとリビドーの叫びに聴こえていた。

「スカイハイ」について考え、あらためて歌詞に向き合った時に浮かんだ画がある。それは、棺桶に手を組んで横たわった僕の身体、横で手を合わせるあなた、そして"それを見つめる僕"の姿である。
棺桶の中で手を組むかどうかというのは宗教や宗派によって色々あるようなので、あくまで僕の頭に浮かんだイメージなのでご了承ください

あなたの指先を合わせ、もしかしたら眠る僕の手に触れたのかもしれない。その下にあるもの、それはハートだ。

僕の心に触れて欲しかった。「後ろから裏側から」もっと、もっと。
だが、それはもう叶うことはない願いであった。

しかし、あなたの合わせた指先、それこそ僕に与えられた「赦し」なのではないか。







僕のあなたへの感情は溢れ、ぶつかり合いながら排水溝へ渦となって流れていく。

「渦」という言葉、それは水が作り出す渦もあるが、もうひとつ意味がある。


めまぐるしく動いて入り乱れている状態


入り乱れているものはあなたへの感情だ。純粋なるあなたへの愛情、それが行き過ぎてしまった故の憎悪、あなたとの甘い刹那の記憶。それらがまるで飴細工のように絡まりあい、渦をつくる。

僕は流れて消えてしまうつもりだったのかもしれない。
排水溝は僕という存在にとっての行く末であったのだ。

しかし、それを塞いでしまったのが、あなただ。
長い髪、その合わせた指先。それが消えようとしていた僕の心を揺さぶってしまう。髪というのは「情念」が篭りやすいといわれている。

本当は、あなたも僕を想っていたのではないか。

それに気づいてしまった刹那。だが時間はもう戻らない、排水溝に渦となって呑み込まれてしまった水のように。

あなたの想い、祈り、赦しが、消えてしまうはずだった僕を繋ぎ止めて"しまった"。あなたの指先が合わせること、それは僕を想っているということ、心に触れていてくれること、だからこその「触っててよ」。


「何故、あの時」


僕は彷徨い続け、夜ごとにあなたを想い続ける。

人は儚いものに なぜかこんな惹かれ続けてしまう


※補足

分かりづらいと思うので、自分の考えたストーリーの流れを簡単に。


僕はあなたを想っていて、それを打ち明ける。しかしあなたと僕の関係は"許されざる関係"だった。

あなたのところを離れた僕は、何らかの拍子に命を落としてしまう。
霊体となった僕は現世を漂い、自らの行く末を考えていた。

あなたへの想いは叶わない、そう知った僕は現世を離れる決意をしていた。

しかし、僕は見てしまう。自分の亡骸に手を合わせて祈るあなたの姿を。
もしかしたらその時に僕への本当の想いが口からこぼれたのかもしれない。

消えてしまう(転生する)と決意していた僕だったが、その一瞬の出来事が忘れることができなくなってしまう。
そんな"甘い刹那"に惹かれてしまった僕は、現世であなたを求め続けてしまう。

というようなイメージです。




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2018年5月9日水曜日

【The Beatles】ホワイトアルバムのジャケットの白さの違いってなんだよ、洗剤のCMかよ





ビートルズ好きの方と話す機会があり、ここ最近あらためてビートルズのCDを引っ張り出して聴いている。

The Beatles、可能ならこのブログではあまり触れたくない領域である。

そもそも世代的なものもあり、聴いているとは言っても"人並みに嗜む"程度なのだ。

むしろオアシスとかの方を熱心に聴いていたので、ビートルズに関してはこれからハイハイをし出すうちの姪っ子みたいなものである。
いや、オアシスも間接的にビートルズ聴いてるようなものなのだが。

そして一番大きいのは、所謂"ビートルズマニア"の方々が苦手なのである。そんな話。



"ビートルズマニア"




マニア、或いはフリークと呼ぶ


ある世代にとってThe Beatlesというのは小学生の国語、算数、理科、社会みたいに、聴いていることが当たり前という存在だろう。
今とは違う意味で教科書に載るような存在だ。

どれくらいの存在感といえば、想像するにおそらく僕らの世代(ゆとり)にとってはポケモンみたいなもんである。こんなこと言うと殺されそうだが。
やってるやってないにも関わらずカルチャーとして認識せずにはいられない存在。

そもそも、そんな人たちとまともに渡り合える訳があるか、いやない。

曲はそこそこ分かるにしても、そのビートルズ好きの方(その人は良いお方だった)と話す上で多少なりとも蘊蓄を仕入れておこうと、2004年を思わせるブログたちに残された一般の方が書いたビートルズに纏わる論文たちを読み漁っていた。

不思議と、とても読みづらい。

何故だろうか。それはあまりに我が強い文章なのだ。


※ここから先は自分のことを最大限に棚に上げた発言が続くのでご了承いただきたい


ビートルズのヒストリーを書いてある記事は、まぁ分かる。事実やちょっとした噂話なんかがあったりして面白い。問題はレビューである。その感覚を「ゴリラ」に例えよう。

たとえば「僕、動物だとゴリラとか好きです」とゴリラ研究者の前で言ったら「ヒガシローランドゴリラとか良いよね。鼻紋が見えない感じとか。でも絶滅寸前だったんだよなぁ。あれさぁルワンダの内戦でさぁ人がどうしてもヒガシゴリラの生息地に入らないといけなくなってs○※△↖️◆×@▲(以下1万字略)」なんて語り出して止まらなくなる。

「ゴリラ=強い」くらいのイメージで軽々しくゴリラ発言をした僕の方が絶滅寸前である。






とりわけビートルズマニアにはその習性が強い。鼻紋が見えないことではない。

フリーク的な人と語り合う上で「○○が好き」だけでは渡り合えることはできない。

なぜなら数多くのレビューを読んだがどれも「ファンの間では○○だけど、俺はこうだ」という論立てばかりなのだ。つまりどれも「ファンの間では○○」というのが基礎教養となっている上で語られているのだ。その上で特徴として、


・"俺にとっての"ビートルズを語りたがり問題
・評論家をdisりたがり問題
・「(笑)」を使いすぎ問題
・細かな違いに対するこだわりを語りたがり問題


等が挙げられる。









・俺にとっての"ビートルズを語りたがり問題&評論家をdisりたがり問題


「俺にとってのビートルズとは」という信念があまりに強い。もう少し柔軟剤を使って欲しい。

もちろん好きなアルバムを語り出せば論争である。では同じアルバムなら平気か、いや今度は好きな曲論争になるのだ。

世界から戦争がなくならないわけである。

全体的な傾向としてとても我が強く、有名評論家の名を挙げて「□□(評論家)はこう言ってるけど」がほぼ確実に出てくる。

どれくらいのレベルかというと、この間ビートルズのドキュメンタリーを見ていて海外の作家や評論家、エンジニアの人たちがビートルズを語っているのだが、その人たちですら「一般的には○○だが、僕は好きだな(もしくは、あまり好きではない)」という語り口な程である。



・「(笑)」を使いすぎ問題


1曲に対して1回「(笑)」を使わなければいけないのかというくらい「(笑)」が登場する(笑)

発言小町の「ちなみにうちの夫の年収は1000万円ですが」みたいなものだ。

「(笑)」によってこれはジョークだよ、文章を柔らかくしてるんだよ、としたいのだろうが、記事の向こうに真顔で「(笑)」を打ち込んでいる顔(おそらく一度()を打ってから一字戻って笑を追加している)が透けて見えるのだ。



・細かな違いに対するこだわりを語りたがり問題







細かな違いに対するこだわりを語りたがりという問題は、本当に果てしなくてホワイトアルバムのジャケットの白さの違いとか語っているものもあって、もはやそれはレビューなのか。白さの違いなんて洗剤のCMじゃないんだから。


それは、もしかして、色焼けなんじゃないのか?


他にもリマスター版が出れば「細かな違いだが」などと書きつつ一音一音を分析している。


そんな方々ばかりという独断と偏見に満ち溢れてしまい、僕はビートルズマニアに苦手意識を持っているのだ。山田玲司先生とか志磨遼平が語っているのは10時間でも聴いていたいんだけどな。

しかし、それでもやはりビートルズの音楽が素晴らしいことには変わりない。

何よりビートルズは音楽好きにとっては"共通言語"なのだ。



ビートルズは、英語





ビートルズを知るということは英語を覚えるようなものなのだ。

英語が出来るようになると異国の人とのコミュニケーションが捗るように、年上の人と話す上で「ビートルズを知っている」ということは、かなり強みとなる。
飲み会の席で上司にちょっと話題を振ってみよう。

「"Ob-La-Di, Ob-La-Da"あんな明るい曲なのに、レコーディングでポールがめちゃくちゃダメ出ししまくって喧嘩してたんすよねー」と言えば「そうなんだ。ジョンは喧嘩して屋上行ってマリファナ吸ってたんだよねぇ。あれさぁ日本だと人気だけど海外じゃワーストになtt○※△↖️◆×@▲(以下1万字略)」と、さもレコーディングを見てきたように語り始めるだろう。

就職して年上と話す機会が増えることもあるだろう。そうした時になかなか共通の話題というものはないものだ。

そんな中で会話のひとつの取っ掛かりに成りうるかもしれない。ただし、上記のようにひたすら語られても平気な精神力がなければビートルズの話題は避けるべきだ。

音楽に国境はないように、世代も越える。

有名どころだけでもいいのでビートルズ、この機会に聴いてみてはいかがだろうか。


まぁ、無理に聴くこともないんですけどね(笑)


【こんな記事も書いてた】
戦争やテロから生まれた音楽に感動させられること ジョン・レノンのimagineは永遠の名曲になってしまうのか
ミュージシャンの名言・暴言集まとめ part.1

「面白いかどうかは二の次で、バカな子供と主婦から搾取できるガチャを設計しろ」は正論

















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2018年5月8日火曜日

ポルノ全シングルレビュー 10th「渦」







カタツムリの歩む速度で書いているポルノグラフィティのシングルレビューシリーズ。

この度ようやく10枚目のシングルとなった。
「カメレオン・レンズ」が何枚目のシングルかは言わないでください。


いきなり余談だが、僕の買った「渦」のシングルはレーベルゲートCD(CCCD)方式のため、いまだPCに取り込めなくてストレスとなっている。
なんなら僕はレーベルゲートCDのせいでiPodで聴けない。この後のベストの新曲や、シングルのカップリングをiTunesでわざわざ買い直している。

いいか。世の中正直者がバカをみるんだ。

無償交換してくれや。


余談ついでにもうひとつ。
次に紹介する3曲はライヴ作品である「幕張ロマンスポルノ’11 〜DAYS OF WONDER〜」に全て収録されている。

どれもアレンジが素晴らしいので、全てのファンにオススメしたい。






では各曲を見ていこう。


10thシングル「渦」








1. 渦



テレビ朝日系 金曜ナイトドラマ「スカイハイ」主題歌


ダークでミステリアス。その重いサウンドはポルノグラフィティのシングルの中でも"異質"な仕上がりの曲、それが"渦"である。

乾いたスネアのサウンド、排水溝を蠢くようなベース、悲鳴のように鋭く鳴くギター、そして甘くエロティックなヴォーカル。

作曲はTama、作詞は新藤晴一である。

こうしたヘビーなサウンドはTamaならではのもので、これまでは主にカップリングやアルバム曲で垣間見えていたものが、とうとうシングルとしてリリースされたのだ。

初期のポルノグラフィティにおいては、ソングライティングのメイン基軸として本間光昭とTamaの曲が両輪を担っていた。大雑把に分類するとポップソングとしてのアプローチは本間昭光、ロック寄りのちょっとひねくれてたサウンドはTamaという住み分けのイメージが強いのではないだろうか。

世間一般には"サウダージ"や"アゲハ蝶"のようなサウンドが"ポルノらしい"と云われるが、ファンにとってはこうしたロックなサウンドもポルノグラフィティの一面であるとしっかり認知されていて、世間にも気づいて欲しいと思っているのである。また余談だが、こうした両輪がなくなった今もメンバー2人で奮闘するポルノグラフィティ、ファンとしてこんなに嬉しい姿はない。

曲の話に戻ろう。そんなポルノグラフィティのロックな一面をしっかり打ち出した"渦"という楽曲はセールスの数字以上に世間に浸透していると云えるだろう。

ドラマ「スカイハイ」のオープニングとしてかかっていたこともあり、意外と言っては失礼だが、思ったよりもファン以外の人から「これ知ってる!」と言ってもらえる楽曲ではないだろうか。

そうしたこともあってか2017年のROCK IN JAPAN FESでこの曲が披露された時には、ファンはもちろん、ファンではない観客も驚きに似た反応を示していたように思う。その演奏は圧巻であった。

ファンとしてはそういう姿を見せたことで「どうだポルノグラフィティはカッコイイだろう」と勝手に鼻高々となった瞬間だったのである。

この曲が持っている"艶やかさ"はなんだろうか。ポルノグラフィティがポルノグラフィティしている。

もちろん新藤晴一の歌詞がそうさせていることも大きいが、サウンドだけ聴いても醸し出しているその"エロさ"に引きずりこまれてしまう。

楽曲の持っている"湿度"がそうさせているのだろうか。

歌詞の解釈については、ここでやりだすと終わらなくなるので書かないが、後に書こうと思う。しかし、前からやろうと思い立っては挫折してきた因縁の曲である。
いつか、必ず。

本当に何度聴いても惚れ惚れしてしまう格好良さを持つ曲だ。


【追記】

歌詞解釈書きました。

「渦」歌詞解釈~合わせた指先が繋ぎ止めてしまったもの









2. ワールド☆サタデーグラフティ




NHK「ポップジャム」エンディングテーマ


軽快なメロディとは裏腹に切ない歌詞が印象的な曲である。
カップリングでありながらタイアップがついている。

イントロのオクターブ進行のギターからしてもう心地好い。

アレンジもやたらとキラキラとしていて、左右を行き交うシンセの音だったり、時折入るピヨンピヨンとしたシンセも、細かな音のチョイスが面白くて、聞き返す度に新たな発見があったりする。

この曲が一筋縄でいかないのは、果たして物語の語り部は誰なのかというのが分からない点にある。

少し俯瞰した視点と"訳知り顔"な発言。実はこんな不思議な存在について、僕は前にも考えたことがある。それこそが"パレット"の歌詞を解釈した際に出てきた「僕」という存在だ。


パレット歌詞解釈~泣いた月と唄う鳥の示すもの



この"ワールド☆サタデーグラフティ"においても、同じなのではないだろうか。「愛そのもの」なのか「ちょっとシニカルな天使」か。それは受け手によって異なるだろう。よちろん影には真のストーリーテラーである新藤晴一がいる訳だが。

サビでは上海、東京、NYなど様々な都市が並ぶ。
上海のニハオや、NYのハロウと同列に東京を"ロンリ"と持ってきてしまう辺りが「流石」と思わされてしまう。

ドラマの中で結ばれたあの人はすぐに遠い国へと旅立ってしまう。東京は夜。そこに残ったのは"私好みじゃないパフューム"かもしれない。

それでも空はどこへでも繋がっている。そんな空のように、寂しい週末も、いつか結ばれる大切な"あの人"へ通じているのかもしれない。

もしかしたら、本当の語り部はそんな空をよく知った、いや"自分で染め上げた"人かもしれない。なんてね。ただ、しかめっ面な彼には「LADY」なんて似合わないか。

他にも"雨"や"サボテン"というモチーフの使い方、曲の"サボテン"との対比だったりと、歌詞に関しては好きなポイントを挙げると枚挙に暇がない。

つまり、これ以上やると終わらなくなる。




3. 蝙蝠




今更ながら、漠然とこの曲はTama作曲のものだと思ってた。
新藤晴一作曲だったことに気づかなかった。前に"空想科学少年"も同様の勘違いをしていたが、本当に恥ずかしい。


「渦」のシングルレビューをやる上で困っていたのは、どれも歌詞が素晴らしすぎて、深追いしたくなるからである。

これも歌詞解釈やりだすと、この辺りが前半戦になるくらい長くなる。つまり3曲ともそれくらい濃い曲たちなのだ。

この"蝙蝠"はファンから熱烈な支持を受けている曲だ。甲高いシンセのサウンドがクセになる。

僕は常々「色」をテーマにした歌詞が好きなのだが、ご多分に漏れずこの"蝙蝠"も大好きな曲である。

蝙蝠をテーマにしているだけに"黒"がテーマカラーとなっている。一応書いておくが「蝙蝠(こうもり)」である。僕は昔「かげろう」と読んでるファンを見たことがある。

"あなた"の過去、様々な色たちは混じり合い哀しみを伴った"黒"となってしまった。"あなた"が経験してきたこと、それは鮮やかな色ばかりではない。

"あなた"がどんな人物像か、僕は『僕だけがいない街』の雛月を想像した。










Bメロの"雨"についての対比が見事である。
あなたの抱えている過去、それはもはやどんな雨でも、涙でも流せないものとなっている。

しかしそんな過去も、現在も、未来さえも受け止めてあげよう。主人公はそう誓う。その決意は「触れてもいいかな? 」という一文に込められている。

あなたに触れること、つまり「あなたの触れられたくない過去に触れる」こと。それこそが本当の意味で「分かち合う」ということ。どんな過去でも受け止めよう、その決意は非常に強固なものだ。

たとえば"アゲハ蝶"における自己犠牲的な愛情、つまり「あなたが望むのなら この身など/いつでも差し出していい」という決意とは異なる。

なぜなら最後に明かされるのは、


僕"ら"は今更 白い鳥じゃない


そう、僕自身もまた不実な色を重ねた"黒"を持っている。だからこそ、あなたが抱える全ての色、"黒"を受け止めることができるのだ。ある意味究極の共感ともいえるだろう。

そんな2人はひっそりと闇を泳ぐ。

それは、まるで。


愛は誰かに見せたり まして誇るようなものではなくて
どんな形 どんな色 そっと秘めたまま
"ルーズ"より



★シングルレビュー


ポルノ全シングルレビュー 1st「アポロ」
ポルノ全シングルレビュー 2nd「ヒトリノ夜」
ポルノ全シングルレビュー 3rd「ミュージック・アワー」
ポルノ全シングルレビュー 4th「サウダージ」
ポルノ全シングルレビュー 5th「サボテン」
ポルノ全シングルレビュー 6th「アゲハ蝶」
ポルノ全シングルレビュー 7th「ヴォイス」
ポルノ全シングルレビュー 8th「幸せについて本気出して考えてみた」
ポルノ全シングルレビュー 9th「Mugen」
ポルノ全シングルレビュー 10th「渦」
ポルノ全シングルレビュー 11th「音のない森」
ポルノ全シングルレビュー 12th「メリッサ」
全シングルレビュー 13th「愛が呼ぶほうへ」
ポルノ全シングルレビュー14th「ラック」

【感想】ポルノグラフィティ「オー!リバル」
【感想】ポルノグラフィティ「THE DAY」
【感想 】ポルノグラフィティ「LiAR/真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ」
【感想 】ポルノグラフィティ「キング&クイーン/Montage」
【感想】ポルノグラフィティ「カメレオン・レンズ」(主にPVと"前夜"の感想として)
ポルノグラフィティ"カメレオン・レンズ" 歌詞徹底解剖 新藤晴一文学の集大成


★アルバムレビュー


ポルノ全アルバムレビュー1st「ロマンチスト・エゴイスト」
ポルノ全アルバムレビュー 2nd「foo?」
ポルノ全アルバムレビュー3rd「雲をも掴む民」

【全曲感想】ポルノグラフィティ 11thアルバム「BUTTERFLY EFFECT」
【感想】ポルノグラフィティ 11thアルバム「BUTTERFLY EFFECT」2017.11.10














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2018年5月1日火曜日

【ライヴレポ】ポルノグラフィティ 15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" @オリンパスホール八王子





※今回の記事はかなり個人的な想いが多分に含まれてます
※最後に八王子公演のMC集を記憶の限り書きました




人生を生きていると、こんな魔法のような夜が時折訪れる。

その日はまさにそんな夜だった。

2月のインフルエンザによる公演中止というアクシデント、それすらも今となっては2018年4月23日という日のためのものであったのではないか。そう思えてしまうほど。

長い時間を越え、誰もが待ち侘びた"その日"を迎えたのだった。



八王子という土地




ちょくちょく書いているが、僕は生まれも育ちも八王子である。この土地への想いというのは、人一倍負けないほど持っていると自負している。相棒の友人も生まれこそ違うが、多感な思春期の大半を八王子で過ごした男である。

八王子でポルノグラフィティを見る、この意義の大きさは空の広さの如く計り知れない。今まで"東京"でポルノグラフィティを見ることは何度となくあった。しかしここ八王子は東京であって東京ではないのだ。

3曲目"真っ白な灰になるまで、燃やし尽くせ"の冒頭で「行くぞ!八王子!」泣いた。いや、そもそも"夜間飛行"から涙ぐんではいたけど、この言葉が聴ける日がくるなんて。

それが終わり最初のMC

昭仁「八王子!」
観客「Yeah!」
昭仁「わしらがポルノグラフィティじゃ!!」

いつものやり取りなのに、全く泣くところじゃないのに、ここもダメだった。その後に"ワールド☆サタデーグラフティ"の「月曜日なのに曇りだね ここは八王子なのにひとりじゃない」と歌うのだ。その挙動全てに、恥ずかしいくらい観感興起(かんかんこうき)してしまう。

いや、土台無理な訳で堪えきれるはずがないのだ。どれだけ好きだと思っているんだ。ポルノグラフィティがやってきたのだ、僕の生まれ育った、大好きな街に。

よくアーティストのツアー映像などでも「ようやく来てくれた!」と喜ぶファンの姿を見受けることがある。(一応なりとも)東京に住んでいると、あまりそういう感覚になることはない。しかし、こうしてみて初めてわかった。地元に大好きなアーティストが来てくれるのって、こんな嬉しいんだね。

手前味噌だが、この日は本当にとんでもない盛り上がり方でなかったか。最初から観客の熱量もとても高かった。もちろん振替公演でようやく、というところもあるが「八王子は凄い」と思ってくれるほどのものを見せることができたのではないか。



セットリストについて




本来の八王子公演はツアーの位置付けとしては"前半戦"であった。つまりセットリストの内容も元々は前半戦の予定だったはずである。

そのため振替公演はどう来るだろうと構えていた。お陰で後半戦のセットリストも見ないように気をつけた。当然WOWOWの中継も録画したまま放置である。まぁ我慢出来ずに"夜間飛行"だけ見ちゃったんだけど。結果的には八王子公演は"後半戦"のセットリストが採用されていた。

2曲目からセットリストに変更があり驚いた。前半戦では"Montage"だったが、後半では"LiAR"に変わっていたのだ。個人的にだが"Montage"のオープニングのメンバーのコラージュ写真の映像演出が凄まじく格好良くて、あれが映像として残らないのはとても残念である。特典映像とかで入れてくれないだろうか。

しかしながら"LiAR"は"LiAR"で聴きたかったというファン心理はなかな面倒である。横浜スタジアムでは別歌詞バージョンだったので、リリースされたバージョンの"LiAR"がこの度ようやく聴ける段となったのだ。

こちらはこちらで映像も良いし、もう前半と後半両方映像化しようよ、と思ってしまう。お願いします。

ここからはこれ以外の前半と後半のセットリストの変更点等をまとめよう。


"ワールド☆サタデーグラフティ"
「月曜日なのに曇りだね ここは八王子なのに ひとりじゃないね! 」


"ネオメロドラマティック"→"リンク"
"リンク"とても好きなんでイントロで叫んだ。バンドでカバーしているのもあって、思い入れが強い曲なのだ。カバーしてると言ったが、未だにこれをギターでまともに弾けない。


クリスマスのHide&Seek""→"MICROWAVE"
そもそも前半戦で"MICROWAVE"やらなかったことに驚いていたのだが、八王子公演でようやく聴くことができた。
この曲をどうやってバンドサウンドにするのだろうと思っていたが、圧巻であった。まだこんな見せ方もできるのかポルノグラフィティ。
その奏でられたリズムに身を委ねるだけで、心は踊る。


"カゲボウシ"→"ハート"
その流れから続く岡野昭仁1人による弾き語りコーナー。「カップリングとして発表」という前代未聞のネタバレにより曲目も変更となった。しかしながら、まさかの"ハート"が来るとは。全く予想していなかった。内容もお見事というほど素晴らしい弾き語りであった。


"ミュージック・アワー"(追加)
ツアーの最初の方ではアンコールが"ミュージック・アワー"だったのも後で知った。NHKホールはもう"カメレオン・レンズ"になっていたので、このツアーでは初めて聴くことができた。
しかも振替公演になってしまったということで"お詫び"として披露されたので通常2曲のアンコールが3曲聴くことができたのだ。


セットリストの変更点は以上である。どちらにもそれぞれの良さがあって、甲乙付けがたいセットリストだった。











岡野昭仁という人




八王子公演は決して完璧なライヴではなかった、歌詞は間違ってたし(いつもか)、"ギフト"の2番Aメロでは歌詞が飛んでしまっていた。しかし、そんな"ギフト"が自分の中で大きなハイライトとなった。

歌詞を飛ばしてしまった瞬間、そこに観客たちの声が響いていたのだ。今回の"ギフト"では歌詞がスクリーンに出ていたのもあるが、口ずさんでいた人が多いのだろう。その優しき歌声が聴こえてきて、更なる感動をくれたのだ。

ずっと歌っていた人もいるかもしれない、慌ててフォローするように歌った人もいるかもしれない。

《どうせ自分なんかって思う その度にギフトが》

気づいたら僕も歌っていた。
まるで自分自身に言い聞かせるように。

そんな想い想いの"ギフト"が会場に木霊した時、これこそがLIVEなんだ、そう思えてまた込み上げてきてしまった。只でさえ"ギフト"の2番は毎回泣いているのに。

"Fade away"でだいぶ消耗したようで、続く"THE DAY"ではかなり苦しそうに歌う場面もあった。しかし、だからこそ歌声はエモーショナルであり、想いとして僕らに強く響いたのだ。

以前SWITCHツアーのドキュメンタリーで風邪を引いた岡野昭仁について新藤晴一が「クラシックのコンサートじゃないから上から下までちゃんと出なくても、それはそれで伝わるものがある」と語っている場面があった。

まさに今回のライヴはそれを体現しているようだった。そもそも声が出てなかったといっても圧倒的に高いレベルでの話だし。振り絞り、叫ぶように歌う岡野昭仁の姿は、今までのどんな姿よりも強く心に焼き付いた。

今回やってないけど"LIVE ON LIVE"のフレーズが思い浮かぶ。

今ここに居る 全部がここにある
細胞を震わせ ただこの瞬間を焼きつけて行け

~"LIVE ON LIVE"



ライヴとはなんなのか。時間と同じように、現れてはどこかに消えゆく音たち。その断片は僕らの心に止まって、いつまでも消えないピースとなってゆくのだ。

長いツアーであっても同じ公演はひとつとしてない。だからこそ僕らは無我夢中になり、今この瞬間を目に、胸に焼きつけようとしているのだ。



MC集




最後に八王子公演のMCを記憶とメモと人のTwitter感想から思い出して書き起こしました。ツアーで共通のMCについては割愛させていただいてます。


昭仁「本来なら2月にやってた公演を、僕の不徳の致すところで、本当に申し訳ありませんでした。もしかしたら、延期になってしまって来れなくなった人もいるかもしれない。その人たちの分まで盛り上がって帰りましょう! 」
晴一「2月からチケット握りしめとってくれてチケット、もうしわくちゃになってるんじゃないかな。最初郡山が中止になって、ニュースでも『ポルノ、インフル公演中止』みたいなのが出てて。それでその後2回目で『ポルノ、インフル、再び公演中止』って出て、みんな俺のことだと思ったのよ
昭仁「笑」
晴一「かといって今度は俺が『元気すぎじゃね?』ということになって。なんかアホの子みたいな扱いを。実は俺も仕事関係ないところでインフルエンザになってて
観客「えー!?」
晴一「でも、(仕事に影響しないから)わざわざ言うことでもないじゃん。とりあえず今日は2人とも元気なので頑張ります」


晴一「岡野さん。業務連絡です。このツアー、こんな5月前までやってる予定じゃなかった。だから、衣装がめっちゃ暑い
昭仁「すみませんね」
晴一「このパンツとか、裏が起毛になってて……上脱ぎたいけどこれ脱いだらインナーが黒いタンクトップだから全身真っ黒になって。京都の人みたいになる。なんだっけ?えーと」
昭仁「人力車?」(←よく分かったな)
晴一「そう!人力車の人みたいになってしまう。とりあえずこのマフラー(ストール)だけ取るか。あ、これ縫い付けてある! 」
昭仁「ハサミ持ってきてあげてー! 」
晴一「これ切って。もしくは僕の髪を切って」
昭仁「サポート陣は、あ、衣装変えたのか。nang-changは、頭が涼しげに(坊主)」


弾き語り前
昭仁「森じゃね……高尾山

歌うことについては、生中継とほぼ同じのため割愛。ただ、最初の"ポリリズム"で盛大に歌詞を間違えてやり直した。


昭仁「タイトルである『BUTTERFLY EFFECT』について、晴一さんから説明してもらいます」
晴一「おっしゃ説明しよう! といってもこの間の生中継見たりして知ってる人も多いだろうけど……ファンの子たちはみんな良い子だから、ツアー中SNSとかで所謂"ネタバレ"が全然流れてなかったみたいなの。だけど、WOWOWで中継するという最大のネタバレが……
昭仁「本来あれがツアーファイナルじゃったからね。ホームページにも"ファイナル"ってしっかり出とった」
晴一「生中継見たという人も、今日は記憶を消して楽しんでください」


アンコール


昭仁「アンコールありがとうございます。もう発表になったけど、9月8日と9日に尾道で、ライヴやります!八王子からはちょっと遠いかもしれないけど、本当に良いところなんです。だからみんなに見てもらいたい。是非遊びにきたください」


メンバー紹介

晴一「こうやって18年やっていると『じゃあ20周年も』って簡単に考えてしまうけど、ただなんとなくやってて20周年を迎えても意味がないので。さっきの"カメレオン・レンズ"もそうだけど、まだやれることないかなと、辺りを見渡してやってかなきゃいけなくて。飛行機に例えようか。今上空でCAさんにコーヒー注いでもらってるようなもんなの」
観客「ぽかーん( ゚д゚)?
晴一「あのね、えーとデビューはまさに飛び立つわけ。その時は"アゲハ蝶"とか作ってくれた本間さんがいて、それからは、メンバーが1人抜けたりして。今は上空で"快適な空の旅を"なんて安定しているようだけど、実際は外では飛び立つ時よりも速い速度で飛んでいて。それもなんとなくじゃなくて、ちゃんとジェットエンジンを回していないといけない。ま、僕らの場合はジェットエンジンというか」
昭仁「プロペラ機みたいなね」
晴一「そう。プロペラを必死に回さんといけんのよ。だから少しでも長く空の旅を楽しめるように、これからも頑張ります。まだやりたいこともあるし、それがある限りはやっていきたい。つまり何が言いたいかというと『ありがとう』! 」

※この「空の旅」のくだり神戸のでした。管理人はアホの子なので許してください。せっかくなので残しておきます


晴一「ありがとう。こうしてバンドをやってきて。デビューして18年を越えて、バンドの結成からしたらどれくらいよ?高校の学園祭からだから17歳くらい?まぁざっくりとすると」
昭仁「25年くらい?」
晴一「そうだね。25年、四半世紀よ?いよいよ"世紀"って単位になってきた。それくらいやってると、デビューしてからも、(メンバーが)1人抜けたり、ずっと一緒にやってきた本間さんって、"アゲハ蝶"作ったりしてくれた人ね、と離れて2人でやってみたり。そうして25年経って、まだやれることはないかって探したり、やりたいこともまだあって。だからこそそうやってこれからもやって行けたらと思います。何が言いたいかというと『ありがとう!! 』」
↑八王子こんな感じだったかな


晴一「さて、ヴォーカルは?」
観客「あきひとー!」
晴一「インフルエンザにはA型、B型、C型があtt……」
昭仁「やかましいわっ! 」


昭仁「みなさん昨日は!!……じゃない!!!今日は!!!!
岡野昭仁、空の旅どころか時空を越える。

昭仁「何度も言ってますが、こうして延期になってしまって、本来なら罵声を浴びせられてもおかしくないのに、こうしてみんな温かく迎えてくれて、僕らは本当に素晴らしいファンに愛されているんだなと思います」


生声

晴一「また(ゴルフのスイングのポーズをする)遊びに来ますね」
昭仁「今日はありがとうございました!また遊びに来てね!」


ということで、まとまりがなくなってしまいましたが、八王子公演についてでした。






【ネタバレ有】15thライヴサーキット “BUTTERFLY EFFECT” @NHKホール Day.2 前編

【ネタバレ有】15thライヴサーキット “BUTTERFLY EFFECT” @NHKホール Day.2 後編

ポルノグラフィティ"カメレオン・レンズ" 歌詞徹底解剖 新藤晴一文学の集大成















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2018年4月26日木曜日

ザ・シンプソンズ OPバートの黒板ギャグまとめ「防災訓練に本物の火は必要ありません」






今でも根強い人気を誇る  ザ・シンプソンズ(The Simpsons)



日本ではFOXでしか放送がなくなってしまい、しかもこれぞシンプソンズだ!という吹き替え版の放送もなくなってしまった。それでもたまに街で女の子がグッズ持ってたりするのを見かけます。


お前絶対見たことないだろ。


現在アメリカでは29シーズンまで放送されているそうな。

そんなシンプソンズのおなじみとなっているのがオープニングシーン。

尺の都合により長さは毎回変わるが、細かいギャグが散りばめられている。

最後の一家がソファに集合するくだりも好きなんだけど、個人的に好きなのはバートが黒板に反省文を書かされている場面、これは黒板ギャグとして人気のネタである。


時にはこんな粋な誤字訂正にも使われている。


アメリカのご長寿アニメ「ザ・シンプソンズ」の何ともイキな「誤字のお詫び」
http://dailynewsagency.com/2011/05/24/simpsons-correct-spelling-mistake/


あのシーンで印象的だったものをいくつかピックアップしてみよう。

きっと人生でなにか役立つことが

ひとつも得られないことだろう。










バートの黒板ギャグ傑作選




痛みで罪は消えません



銃の許可待ち5日は長くない


サブリミナル(アル)を使い(ゴア)ません。



訓練を受けたサルでも体育は教えられません



防災訓練に本物の火は必要ありません



大統領がやった”は言い訳にはなりません



外交官不逮捕特権は持ってません



"不燃"は燃やしてみろと言う意味ではありません



ゲップは答になりません



タールはオモチャではありません



ケツをコピーしません。



転校生を埋めません



エルビスには会いませんでした



職員室で不審物を見ていません



男子トイレはウォーターパークではありません。



僕に1年生を支配する権限はありません



ペイントボールをぶつけても芸術にはなりません




革命を煽動しません




出席を取っている間に『ヤツなら死んだよ』なんて言いません



チョークの無駄使いはしません。



個人的には「不燃は燃やしてみろという意味じゃありません」が好きです。


このギャグの凄いところは、この一行からバートのしたイタズラの想像の膨らみ方。

どれも1話分のエピソードが創れそうなものばかり。

時にはストーリーの内容に乗っ取って、時には時事ネタを用いて、最初から笑わせてくれるシンプソンズが相変わらず大好きだ。

FOXチャンネルでも放送しているが、今は吹き替え版がなくなってしまい、字幕放送のみとなっている。

シンプソンズといえば、やはりあの声なのだ。

吹き替えも放送してくれ。


ノエル・ギャラガー暴言集「俺の眉毛はどこまでも自由でワイルドなのさ」
「私にとっての失恋ソングは、誰かの応援歌だった」一言で刺さるコピーの世界 C-1グランプリ














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